新常識!飲み会後の〆は、ラーメンよりそばを食べる人が増えているんです!その理由とは?
飲み会後「ラーメン食べたい!」という声が、毎回誰からともなく発せられる締めラーメン。年を重ねると共に「ハーイ!」と賛同できなくなった方、いませんか?
でもやっぱり、なんとなくお腹は空いているような…飲み会で食べずに飲むタイプの方はなおのことですよね。実はいま「締めそば」の人気が急上昇なのです。
今回はその理由をわかりやすく解説します。なぜ?と思う方は必読ですよ!
飲み会後に「そば」がおすすめの理由とは
飲み会後に麺が恋しくなる理由は、肝臓でアルコール分解する際に糖分とアミノ酸やビタミンB1なども必要になるからです。
麺類にはこれら分解の際に必要な成分が多く含まれているため、お酒を飲んだ後は麺が食べたくなるとされています。
「そば」にはこのビタミンB1・B2が米や小麦の2〜3倍も多く含まれています。「そば」は健康効果の高い栄養素の宝庫です。そこには、「締めそば」となるに相応しい理由がかくれています。
「締めそば」で肝機能を守る「コリン」を摂取せよ!
お酒を飲みすぎる方には、肝臓の細胞に脂肪が蓄積される脂肪肝を引き起こすことがあります。
コリンはビタミンの一種で、肝臓に脂肪が沈着するのを防ぎ、「そば」に含まれるコリンが飲酒の際に負担がかかりやすい腎臓の働きを助ける作用もあるので、蕎麦はお酒を飲んだ後の締めにおすすめなのです。
また「そば」に含まれるコリンは、ビタミンの働きを助ける補助的な働きをします。脂質の代謝やコレステロール値の抑制に効果を発揮するため、高血圧予防にも効果的ですよ。
「締めそば」で飲みすぎても健康管理
飲み会後、家に帰ってからやっぱり食べたい!台所で簡単に…というシーンにも「締めそば」は茹でるだけ。うってつけです!スーパーなどで買い置きしておくことをおススメします。
そばの健康効果は優れたものです。なるべく十割や二八そばなどのそば粉が多いものをストックしましょう。
十割そばはそば粉が100%、二八そばは、そば粉が8割でつなぎの小麦粉が2割の「そば」のことです。
スーパーなどで売っている乾麺や茹でそばの原材料をみると、小麦粉が先に書いてあるのは、そば粉よりも小麦粉が多いものです。
表示義務としては7割が小麦粉でも3割のそば粉が入っていればそばと書けます。そば粉が少ないということは、そばの栄養効果も少ないということです。
さらに「そば」は、様々な薬味と一緒に食べる方がほとんどです。葱はビタミンB1の吸収を良くし、わさびはビタミンB2の吸収を助けます。
「そば」は、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンEは含んでいるものの、ビタミンAやビタミンCはまったく入っていません。これらのビタミンが含まれている野菜を一緒に摂るなど、栄養のバランスがとれるように意識しましょう。
いかがでしたでしょうか。
美味しく飲んで、楽しく酔って、翌朝スッキリ!
定番のしじみ汁に勝るとも劣らない、深夜メシ(お酒のお供)「締めそば」なのです!
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