あなたはいくつ知ってる?そばの種類とそれぞれの特徴をご紹介
みなさんは、「そば」にさまざまな種類があるのをご存知でしょうか?
そば粉の種類や割合の違いなどによって、見た目や風味などの特徴が大きく異なってくるのです。
そばを食べるとき、そんな種類の違いや特徴を事前に知っていたら、良いですよね。そこで今回は、そばの種類とそれぞれの特徴を解説していきます。
あなたも、これを読んで、「そば通」になりましょう!
そば粉の割合による種類・特徴
十割(じゅうわり)そば
そば粉のみを使用して打たれたそば。
小麦粉等を一切含んでいないため、そばそのものの香りをダイレクトに楽しめるのが特徴です。
二八(にはち)そば
「そば粉8:小麦粉2」の割合で打たれたそば。
小麦粉を含んでいるため、打ちやすく、食べたときの喉越しが良いのが特徴です。
使われているそば粉の違いによる種類・特徴
田舎(いなか)そば
そば殻を挽き込んでいるため、黒っぽい麺となるのが特徴です。
そばの中でも太い麺となることから、香りが濃く、つゆをつけずに楽しむ人もいます。
寒(かん)ざらしそば
秋に収穫したそばの実を、冬の厳寒期に冷水に浸し、その後寒風にさらして乾燥させてから打つのが特徴です。
この工程をおこなうことで、アクや渋みが少なくなり、甘味や風味が増します。
韃靼(だったん)そば
中国四川省発祥のそば。
日本では「苦(にが)そば」とも呼ばれます。
ポリフェノールの1つであるルチンが多く含まれているのが特徴で、ビタミンやミネラルも豊富です。
動脈硬化や心疾患を防ぐ効果があるなど、健康維持にも役立ちます。
変わり(かわり)そば
「茶(ちゃ)そば」や「桜(さくら)そば」などが有名。
そば粉に、抹茶や桜エキス、黒ゴマ、卵の黄身、梅などを練り込んださまざまなものがあり、色鮮やかな見た目が特徴です。
そばの香りと一緒に、抹茶や桜の風味を楽しめます。
さいごに
そばには、さまざま種類があり、それぞれ見た目や風味などの特徴が大きく異なります。
「そば」というと、普段よく食べる灰色のものを想像しますが、更科そばのような白い上品な麺から、藪そばのような緑色に近い麺まであるのです。
種類や違い、特徴を知っていれば、今後そばを食べるとき役立つかもしれません。
ぜひ、みなさんも本記事を参考に、「そばライフ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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