おうちで作ろう!かんたん調理 北海道の郷土料理【野菜編】
まぶしい日差しの下、すくすくと成長する北海道の新鮮な野菜。
春はアスパラガス、夏はとうきび(とうもろこし)、秋はじゃがいも…。
ハウス栽培の野菜も含めれば、北海道では四季を通してさまざまな野菜が栽培・収穫されています。
今回は、北海道の郷土料理【野菜編】を紹介します。
郷土料理と言っても、かんたんに作れるメニューばかり。
機会があればぜひお試しください!
北海道の野菜料理
じゃがバター
シンプルを極めたメニューなのに、どうしてこんなにおいしいんでしょうか。
皮をむいたじゃがいもをラップで包んでレンジで加熱し、熱いうちにバターをひとかけらのせれば、手軽にじゃがバターの完成。
加熱時間はじゃがいもの大きさによって、適宜調整してください。
バターは熱いうちにのせるのがポイント。
ほんの少し溶けかけたバターのコクとしょっぱさが、じゃがいもの味と香りをさらに引き立てます。
収穫したてのじゃがいもはまだ皮が薄いので、新じゃがを手に入れたらぜひ皮付きのまま調理してみてください。
あげいも
北海道の道の駅で大人気の一品。
衣の表面はカリッと、中はふんわりもっちり、そしてじゃがいものホクホク感がたまりません。
ケチャップやマスタードなど、いろいろなトッピングをするのもオススメです。
おうちで作るなら、衣はホットケーキミックスを使うとよいでしょう。
揚げる前にじゃがいもは必ず中まで加熱しておくのが、失敗を防ぐ秘訣です。
ちょっとひと手間加えるなら、じゃがいもは塩ゆでするのがオススメ。
衣の甘さとじゃがいもの塩気の絶妙なハーモニーが、さらにおいしさを引き立てます。
焼きとうもろこし
札幌市の大通公園を歩いていたら、焦がししょう油の香ばしい香りが漂ってきました。
とうきびワゴンで名物の焼きとうもろこしが販売されています。
茹でてもおいしいとうもろこしの表面にサッとしょう油を塗り、ちょっと焦げ目がつくまで焼くと…。
シンプルな調理法なのに、これだけでいつものとうもろこしがごちそうになった感じがします。
おうちで作るなら、コンロの魚焼きグリルを使うとよいでしょう。
皮をむいたとうもろこしをピッチリとラップで包みレンジで5分程度加熱してからグリルで焼くと、時短になりますよ。
スープカレー
北海道発祥のスープカレーも、今では全国区での人気メニューとなりました。
従来のカレーのルーがとろっとしているのに対して、スープカレーはその名の通りスープ状のルーです。
スープカレーのいいところは、たっぷり野菜が摂れること。
じゃがいも・人参はもちろん、ナス・ピーマン・ブロッコリー・ししとう・オクラといったさまざまな野菜をひと皿で摂れる、ヘルシーなメニューなんです。
自宅で手軽に食べたい!という方には、レトルトタイプのルーを。
名店が監修した商品もあり、おうちでお店の味が楽しめます。