本格手打ちそば「いろは」が伝授!「田舎そば」の美味しい食べ方

本格手打ちそば「いろは」の一番の魅力は、「お客様に美味しいと喜んで頂きたい」という一心で作ったこだわりのそば。

みなさんは普段どのように田舎そばを召し上がっていますか?

どのようにと言われても…。「普通に食べるだけでしょ?」と思われた方もいるかもしれません。ですがそばには、そばの種類によって味の特徴や香り強さなどの違いがあり、美味しさを逃さない食べ方があるんです。

今回は「田舎そば」が持つ魅力と美味しい食べ方について、店主の思いと共にお届けします!

 

田舎そばはどんなそば?

田舎そばとは、そばの実を甘皮ごと挽いた「挽きぐるみ」と呼ばれるそば粉を使ったそばです。

そばの実は、皮に近い外側ほど色と香りが強くなっているため、田舎そばは黒っぽく風味豊かに仕上がります。

「田舎そば」は白く上品な見た目が特徴の「更科そば」とはまた違った魅力があります。甘皮ごと挽くことでそば特有の栄養素が豊富に含まれるため、抗酸化作用を持つルチンを多く摂取できるのも嬉しいポイントです。

「田舎」というのはあくまで「野趣あふれる」、そして「力強くどっしりとした」というイメージによるもので、粉の種類や配合は決まっておらず店によって違います。店ごとに提供される「田舎そば」の違いを味わうのも、楽しみのひとつでしょう。

 

「いろは」の店主が考える!田舎そばの美味しさ

田舎そばには、更科そばとは違ったコシの強さと、そばの持つ本来の香りをしっかり感じられる特徴があります。やや太めに切られていることが多いため食べ応えもあり、挽きぐるみのそば粉の粒感を味わうことができます。

「野生的」で「素朴」と言われる力強いコシと風味こそが、田舎そばの美味しさの真髄です。

しかし、田舎そばならではの風味をえぐみと感じる人もいるため、好き嫌いがはっきりわかれやすいそばとも言えるでしょう。

そばが持つ本来の香りを楽しみたい人には、ぴったりのそばです

 

「いろは」の店主が教える!田舎そばの美味しい食べ方

ここまで、田舎そばにどのような特徴があるのか、お話させて頂きました。さて、ここからは、田舎そばをより美味しく味わう食べ方をお伝えします。

まずはひとつまみ、そばつゆをつけずにそのまま食べる

田舎そばは、そばの香りを感じやすいです。まずは、そば本来の香りを味わうために、そばつゆをつけずにそのまま食べてみましょう。そば独特の風味や香りを感じることができると思います。

 

そばつゆを少しだけつけて噛みしめる

そば猪口を持ち、そばの下半分くらいをつゆに浸し食べてみましょう。口に含んだら、よく噛み、そばの香りや食感を楽しむように。噛みしめて食べるのがおすすめです。田舎そばならではの、香りや力強い食感を楽しんでください。

 

そばに直接薬味をのせて

刻みネギやわさびなど、お好みの薬味をそばにのせて味の変化を楽しみましょう。このとき注意して欲しいポイントは、そばつゆに直接薬味をいれないことです。もちろん絶対にしてはいけないわけではありませんが、その都度そばに薬味をのせて食べる方が、最後まで美味しく召し上がれると思います。そばつゆの味を最後まで活かす食べ方です。

 

そばつゆにそば湯を加えて

そばを食べ終わったあとは、そば猪口に残ったつゆにそば湯を入れて飲み干すのもおすすめです。田舎そばの香りやそば粉の旨みが溶けたそばつゆ。そばを湯がいたそば湯を入れスープのように飲んで締める。田舎そばを食べ終わったあとの醍醐味でもあります。

 

田舎そばは、冷たいそばでその力強さを味わうも良し、温かいそばで香りを楽しみつつ体の中から暖まるのも良しと、食べ方にあまり左右されない美味しさを持っています。

お好みの食べ方で田舎そばを味わってください。

 

いつもの田舎そばをもっと美味しく

いかがでしたか?今回は田舎そばをより美味しく召し上がって頂くための食べ方をご紹介しました。

田舎そばは、冷たくても温かくても美味しく食べられるそばです。お客様がそれぞれお好きな食べ方でそばを召し上がるのが一番良いことだと思っています。

ですが、そばにも色々な種類や特徴がありますので、召し上がるそばの特徴に合わせて食べ方を変え、そばの新たな美味しさを知るきっかけになってくだされば嬉しい限りです。是非今後もそばを楽しんでくださいね!

小樽を訪れたときは「手打ちそばいろは」へのお越しお待ちしております。